山陰旅行 part3

山陰旅行のブログもpart3です。

今回で最後までいくつもりです。

前回は出雲に向かったところで〆たのでその続きです。

 

出雲へは宍道湖沿いで気持ちいいドライブでした。

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神楽殿です。出雲大社といえば大きな注連縄ですね。

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御仮殿です。

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渋くて格好いいですね。この写真は個人的に結構気に入ってます。

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同じような写真ばかりで申し訳ないのですが、この大注連縄ついつい写真を撮りたくなってしまうんですよね。巨大建造物には人を惹きつける何かがあると思います。

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出雲大社の参拝の作法は「二礼 "四拍手" 一礼」だそうでほかの神社より拍手が二回多いのが特徴です。また、上の写真の地面に書いてある円の模様はただの模様ではなく、太古の出雲大社の柱のあとだそうです。こうやって見ると相当の大きさであったことが伺えます。

そしてその壮大なスケールに想いを馳せるととても心地良い気分になります。

参拝を終え、参道を歩いていると雨がちらついて来たので休憩がてらお店に入ることにしました。

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お店に入る前に出雲大社を出るところで撮った写真です。逆光気味の鳥居がより一層の荘厳さを醸し出しています。

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白黒にすると雰囲気出ますね(笑)。

ちなみに出雲はぜんざいの発祥の地らしく、ぜんざいというのは「神在(じんざい)餅」に起因した呼び名とのことで、せっかくなのでそのぜんざいを食べられそうな「甘右衛門」というお店に入りました。

この「甘右衛門」さん、喫茶店のような内装で落ち着いた造りになっていました。

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ぜんざいにコーヒーが合うのかという疑問はあるでしょうが、どうしても飲みたかったのでコーヒーにしちゃいました(笑)。

さて、雨宿りも兼ねてゆったりくつろいでいたのですが、雨脚は強まるばかり…。

Yahoo!のY!地図というアプリの雨雲レーダーで雨雲をチェックしたら出雲の上だけ雨雲が…。なんというタイミングの悪さでしょう…。時間経過で見てみても今後雨雲は動きそうになかったので、雨が弱まったタイミングで店をでてとりあえず車に向かうことにしました。この車に向かうタイミングの判断を僕がしたのですが、店を出たら雨はどんどん強くなっていき、車に着くころにはびしょびしょになってしまいました。頑張って走ったのですが、思いの外車まで遠かったです…。久方ぶりに私服でダッシュしちゃいました、中高生の頃を思い出しますね(笑)。

そしてさらに車に着いたとたん雨がひくという…。完全に僕の判断ミスでした(笑)。

車内でこの後どうするかを相方と話し合って、思い切って広島に行くとか、とりあえず雨が降ってる島根を出ようとか意見を出した結果、やっぱりつぎにいつ山陰に行くかわからないということで石見銀山へ向かうことになりました。ちなみに雨雲レーダーでは石見銀山は雨が降っていないようでした。

この日はなんだかずっと眠かったので石見銀山までの道のりは相方に運転を任せて、僕は少し仮眠をとらせてもらいました。

起きたのはちょうど着く手前くらいでした。

石見銀山のエリアは車では入れないので、車で行けるところまで行き、そこからは歩いて「龍源寺間歩」を目指します。

間歩とは銀鉱石を採掘するための坑道のことで石見銀山には600余り存在しているそうです。

軽いハイキングのような道をしばらく行ったところに「龍源寺間歩」はあり、その入り口はいかにもといった見た目です。

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この中に入ると、

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こんな感じで坑道が続いていて、これ掘るのにどれだけ時間がかかるんだとか思っちゃいますね。あと、坑道の高さは腰をかがめるくらいの高さなんですけど、たまに蝙蝠がいてかなり近いので気味悪かったです(笑)。一回見つけた後は出るまでパーカーのフードを被ってました(笑)。

「龍源寺間歩」をでて、帰っている途中雪が降り始めてしまったのでそのまま車へ戻り、確かこの時点で16:00くらいになってしまっていたので軽くお昼ごはんだけ食べて、京都へ帰ることにしました。

帰り道、また米子道冬タイヤ規制をかけているのではないかと結構心配でしたが、50キロ規制をしているだけで一般道におろされることはなく安心しました。

それでも運転の交代で寄った蒜山高原SAは雪がかなり積もっていました。

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湯原ICを過ぎてすぐの長いトンネルを抜けると雪もなくなり、あとは京都に向けてただひたすら走るのみで、西宮名塩SAで夕飯を食べ、運転手を再び交代したくらいですかね。

最後の運転は僕がしたのですがこれは僕のこだわりで旅行の最後の運転は自分がしたいんですよね。高速道路のオレンジ色のナトリウムランプを眺めながら運転するのが好きなんです。周りの人になかなか共感してもらえないのですが…(笑)。まぁでも逆に共感されてしまうと譲ってもらえなくなってしまうので何とも言えないところですが(笑)。

…と、これ以上は今回の旅行の話とはそれてしまうので、控えましょう。

 

さて、これでpart3まで書いた山陰旅行記もこれにて終了です。この旅行記は僕の日記として書いたものでもあり、一方でこれを見てくれている人に少しでも旅行の空気感が伝わればいいなと思って書いたものでもあります。旅行に出かけて知らない土地を歩くことはいつでも新鮮でそれだけで楽しかったりもします。そしてこの一連の記事を通してそんな気持ちを少しでもほかの人と共有出来たらいいな思っています。

それではながながと(今回の記事は特に長かったかな)お付き合いいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。